会社情報

ごあいさつ

初代、松下庫吉が桶・桝の職人を経て昭和30年に有限会社松下度器製作所を設立しました。(2000年に㈱ワークス松下へ社名変更)そして2020年令和となったこの年に創立66周年目を迎えました。当社の基本は“ものさし屋”です。
“ものさしについて”計量という行為は人間だけがもつ能力であり、文明、特に化学はそれによって発展してきました。しかしそれがいつ頃から始まったかは定かではありません。長さの基礎は、古代オリエントでは人間の肘の長さであり、中国では手幅でありました。その標準が骨、青銅・石に刻まれて“ものさし”となりました。我が国の”ものさし“の歴史は諸説にあるなか、中国の高麗尺説とされています。日本の度量衡は大化の改新の大宝令にはじまります。大正10年、度量衡法改正により取引証明に使われる桝・ものさし等は1本1個ずつ計量検定所の検査を受け、各個体に証明が打刻され流通、製造も通産省の免許制となりました。“ものさし”は人間にとって最も古い計量器であるとともに、今日においてもまた普遍的にかつ基本的な計量器です。単に長さを測るものにとどまらず人間がものを作る時とき、建物、精密機械等、精度の違いはあれ、寸法は普遍です。今は電脳化により直接的な役割は少なくなりましたが、教育用読み取尺その他必要性は多種多様に残されています。
金型による量産から1本1本目盛線を罫がいて作っていた古代の手法の進化系として金型を使わずレーザー微細加工により、高精度大量生産から1本の特注目盛りまでも可能な全自動機の完成とともに、このレーザー技術による無限の可能性を常に追求しながら異業種とのコラボレーションを図っております。
今後できるエコな製造技術、エコな素材の選択で地球環境に、世の中に貢献できる社会を目指していきたいと思います。

株式会社ワークス松下 代表取締役 松下荘八

会社概要

会社名株式会社 ワークス松下
代表取締役松下荘八
所在地〒520-2116 滋賀県大津市堂2丁目5-7
創業年昭和30年
資本金1,000万円
事業内容レーザー微細加工、レーザー名入れ、レーザー加工品の製作・販売、製図用品、三角スケール、文具、マグネットバーなどの製造、販売。自動機等省力設備の製作
主要取引先製図メーカー、文具メーカー、機械・ロボットメーカー
技術内容一般的なレーザーマーキングから0.03mmのマイクロマーキングまで対応。(対象物:アルミ、ステンレス、樹脂、アクリル、紙、木材、ガラス)機械加工、切断、CAD、電気制御、ロボット制御、ラダープログラミング
特許等三角スケールの本体、ケースの形状、目盛の表現(特許出願中)、マグネットバーの形状等